マンションやアパートから新しくマイホームへ引越しするときに、案外困るのが「テレビをみる方法」だそうです。

いわれてみれば、マンションではテレビ端子にコードを差し込めばすぐにみられますからね。一軒家の場合は、まず自分でテレビ接続の準備をしなくてはなりません。

一軒家でテレビを接続する方法は3つ。

  1. テレビアンテナを設置
  2. 光回線と契約
  3. ケーブルテレビと契約

結論からいえば、アンテナを設置する方法が一番おすすめです

これから、下記の3点についてわかりやすく解説していきます。

  • テレビアンテナ・光回線・ケーブルテレビの違い
  • テレビアンテナ設置の基礎知識
  • テレビアンテナ設置方法

ぜひ参考にしてください。

自宅でテレビをみるなら、テレビアンテナ設置がおすすめ

自宅でテレビをみるなら、テレビアンテナ設置がおすすめ

さきほどもいいましたが、自宅でテレビをみるならば、断然「テレビアンテナの設置」がおすすめです。

テレビアンテナの場合、なんといっても「ランニングコストの安さ」が最大の魅力でしょう。アンテナを設置すれば、毎月支払う料金が、ケーブルテレビのおおよそ1/10以下で済む計算です。

それぞれの費用に関しては、のちほどくわしく比較します。

テレビアンテナ・光回線・ケーブルテレビの違い

【テレビアンテナ】

テレビアンテナを屋根や外壁などに取り付けて、電波を受信する方法です。魚の骨のような形をしたアンテナが屋根に設置されているのを、一度はみかけたことがあるかと思います。

メリットは、とにかく月額料金がまったくかからないことです。(NHKの受信料は別途必要)

その代わり、アンテナの故障リスクがあります。ただ、5〜10年程度の保証をつけている会社もありますから、あまり気にしなくても大丈夫でしょう。

【光回線】

もし自宅で光回線を契約しているなら、オプションとしてテレビ視聴の契約が可能。

NTT東西が提供する「フレッツ・テレビ」、NTTぷららが提供する「ひかりTV」など、どれも手軽で映像も安定していますが、コストが高くつくのが難点です

またインターネット回線のオプションということで、光回線をやめると使えなくなってしまうのが非常に困ります

【ケーブルテレビ】

地デジ以外の専門チャンネルを楽しみたい人には、ケーブルテレビがおすすめです。逆をいえば、音楽・スポーツなどの専門チャンネルに興味がなければ、メリットは少ないかもしれません。

またケーブルテレビはインターネット回線としても利用できるのですが、速度が遅いというのが定説です。インターネットを重視するならば、光回線の方が現実的だと思います。

3つの方法の費用を比較

今度は費用の面から比較してみます。

テレビアンテナ フレッツ・テレビ ひかりTV ケーブルテレビ(J:COM)
初期費用 ・地デジアンテナ設置:17,500円〜・地デジ+BS設置:32,500円〜 ・フレッツ光ギガファミリー・スマートタイプ:18,800円 0円 通常テレビ1台:6,000円
月額料金 0円 ・ギガファミリー・スマートタイプ:5,200円 ・フレッツテレビ;750円 テレビおすすめプラン:2,500円 WEB限定スタート割:5,380円

※フレッツテレビとひかりTVはフレッツ光利用料込み

参考:料金 | フレッツ 光ネクスト ギガファミリー・スマートタイプ(戸建て向け) | フレッツ 光ネクスト

参考:料金 | フレッツ・テレビ | 映像サービス

参考:料金プラン | 加入ガイド

参考:コース案内・料金(スタンダードプラス/スタンダード) | J:COM TV | ケーブルテレビ(CATV)

こうしてみると初期費用は、アンテナ設置がダントツで高額ですね。

反対に毎月の支払いは、圧倒的にアンテナ設置が安く済みます。基本的にゼロですから。アンテナの初期費用と月額料金の差額を考えると、フレッツ・テレビとケーブルテレビであれば約半年。ひかりTVなら4か月で元が取れる計算です。

テレビアンテナは、これ以降もまったく月額料金発生しませんので、やはりコスト面で「アンテナ設置」が断トツに有利なことがわかります。

テレビアンテナはいつ設置すればいい

テレビアンテナはいつ設置すればいい

テレビアンテナが一番お得なことはわかりました。では実際にテレビアンテナは、いつごろ設置すればいいのでしょうか。

アンテナ設置は、地デジとBSアンテナを同時施行するのが一番効率的です。設置箇所は屋根上や外壁が多く、最近は屋根裏に設置するケースも増えています。

いずれにしても新築の場合、建物が完成したあとにあらためて工事をするパターンが多いと思います。工事中は誰かが自宅にいなくてはなりませんから、「入居日もしくは入居日の前日」あたりがベストではないでしょうか。

テレビアンテナの設置にはどのくらいかかるの

取り付け工事自体は、おおよそ2〜3時間です。テレビの台数が多い場合や屋根裏設置では多少時間がかかる場合がありますので、3時間ほど予定しておけば間違いないでしょう。

またベストアンテナ工事では、お電話一本でご予約が可能ですので、うっかり工事の手配を忘れていたという場合も、気軽にご相談・ご予約が可能です。

光回線・ケーブルテレビから切り替えるなら、契約更新時がベスト

よく途中で解約すると違約金が発生すると聞きますが、光回線とケーブルテレビの場合はどうなのでしょうか

結論からいえば、どちらにも違約金はありません。(ケーブルテレビは撤去費用が発生)ただし、割引制度を利用していると違約金が発生します

通常は割引を利用するでしょうから、実質違約金はあると考えておいた方がよさそうですね。したがって、アンテナへ切り替えるなら、「契約更新時」がベストであると覚えておいてください。

【フレッツ・テレビ】※フレッツ光を解約した場合

・にねん割利用時違約金:9,500円

・初期工事費分割:残金一括返済

【ひかりTV】

・2年割利用時違約金:10,000円

【ケーブルテレビ(J:COM)】

・撤去費用(必ずかかる):戸建て全解約の場合9,800円

・契約解除料金:8,500~20,000円

テレビアンテナ工事依頼方法

テレビアンテナ工事依頼方法

無事アンテナを設置することが決まりましたが、設置工事はどこに依頼するのがベストなのでしょうか。まず答えをいってしまうと、「アンテナ工事専門業者」が間違いなくベストです。その理由をこれから詳しく説明していきます。

テレビアンテナ工事は専門業者へ

YAHOO知恵袋

出典:YAHOO知恵袋

新築の場合はハウスメーカーに依頼する方も多いかもしれませんね。その場合は協力業者である電気工事会社に発注していると思います。

上記はYAHOO知恵袋へ寄せられたアンテナ工事に対する質問ですが、ハウスメーカーに依頼したら86,000円の見積もりがきたそうです。

建築会社の利益を上乗せしていますから相場よりも高くなるのは当然ですが、ほかの相談をみると、10万円を超えているケースも珍しくありません。

アンテナ工事は、ホームセンターや家電量販店、リフォーム会社などでも取り付けをおこなっています。それぞれメリット・デメリットがありますが、基本的にハウスメーカー同様、すべて「下請け業者」による工事です。

アンテナ工事専門業者なら適正な料金で工事を依頼できますし、豊富な知識と技術がありますからトラブル時でも安心です。

テレビアンテナ工事費用はどのくらい

テレビアンテナ工事費用は会社によって大きく違います。よくあるのが、安い金額を全面に打ち出してアピールしているパターンです。

あまりに安い金額の場合は最低限の工事金額表示がほとんどで、実際には追加料金が発生します。最終的には、5〜6万円を超えることも珍しくありません。

ベストアンテナ工事の場合、下記の料金で取り付けをおこなっています。

  • 地デジアンテナ工事:17,500円〜、ブースターコミコミ価格:32,500円
  • 地デジ+BS設置工事:32,500円〜、ブースターコミコミ価格:48,500円
  • 地デジ+4K8K対応BS設置工事:37,500円〜、ブースターコミコミ価格:54,500円

※地デジ:八木式アンテナ、屋根裏設置の場合

ちなみにブースターというのは、電波を増幅してくれる機器です。2階でテレビをみる場合、ブースターは必需品だと思ってください。

ベストアンテナ工事のセット価格をひとつの目安としてリサーチしてみると、おおよその適正価格がみえてくると思いますよ。

「保証」「見積もり」工事業者はここをチェック

最後に、よいアンテナ工事専門業者をみつけるためのチェックポイントについて、少しお話します。

アンテナ工事専門業者がたくさんあって、どこに頼めばいいのかわからないというのであれば、まずは「保証」と「見積もり」に注目してみてください。

よいアンテナ工事専門業者は、例外なく保証がしっかりしています。弊社は屋根裏設置のパイオニア企業ですが、通常は外部設置が一般的です。つまり雨風や直射日光などの厳しい条件に、常にさらされているということになります。

最低でも5年以上の保証を設定している会社を選びましょう。

ちなみにベストアンテナ工事では、下記の保証を用意。

  • 10年間の倒壊保証
  • 5年間の受信保証

5年の保証期間中にアンテナが故障しても、無料交換。受信状況が悪化した場合も即対応しています。どうぞ安心してご相談ください。

また電話見積もりでも、会社の力量がおおよそわかります。もちろん最終的には「電波測定器」を用いて現場確認はしますが、しっかり教育された会社であれば、電話の確認だけである程度正確な金額がわかるものなのです。


ここまで、「テレビアンテナの契約がベストである」ということをお話してきました。ほかの方法に比べて、テレビアンテナは圧倒的に費用が安く済みます。

また取り付け方法として、「費用が安く、知識と技術力のあるアンテナ工事専門業者がベストである」というお話もしました。

テレビアンテナの設置・契約をお考えの際は、ぜひ信頼と実績の「ベストアンテナ工事」までご相談ください。お待ちしております。