「地デジアンテナが目立たないようにするためにはどうしたらいいのだろう…」
と一戸建てにお住まいの方で、お悩みの方は多いのではないでしょうか。
地デジアンテナが目立たないように工事する方法は2つあります。
それは、①デザインアンテナ(平面アンテナ)と言われる、その名のとおりデザイン性に優れたアンテナを設置することと、②屋根裏設置と言われている、屋根裏にアンテナを設置することでアンテナだけでなく配線も全く外から見えないよう設置することです。
それぞれの特徴やメリット・デメリットについて検証したいと思います。
デザインアンテナ設置
白・黒・ベージュ・ブラックブラウンの4色から壁色に合わせて選ぶことができます。
特徴
デザインアンテナは平面アンテナと言われることもある、軽量で手のひらほどの厚さが特徴のアンテナです。
外壁設置の場合、壁の色に合わせた色のものを選ぶことで、それほど目立たずにアンテナ工事をすることができます。
性能は「素子数」というもので表され、通常の地デジアンテナ工事で最もよく使用される「UHFアンテナ(地デジアンテナ)20素子」と同等の性能、「20素子相当」から26素子相当まであります。
メリット
- 外観を損なわない
- 屋根の上に設置する場合より倒壊リスクが少ない
- 鳥のフンによる害のリスクが少ない
上記のようなメリットから、新築の方、一戸建ての外観を大切にしたいという方から人気の工事です。
デメリット
性能面ではUHFアンテナ(地デジアンテナ)27素子と同等の性能のデザインアンテナはありません。
27素子相当のアンテナが使用されることはまれなので、あまり問題とならないことが多いです。
ただし、外壁に設置する場合、屋根の上に地デジアンテナを設置する場合と比べて地面からの高度が低く、受信感度が悪くなります。
電波状況の悪い地域では外壁設置が難しいです。
詳細は【2018最新】デザインアンテナのデメリットと解決策を徹底解説!に解説しています。
屋根裏設置
屋根裏に地デジアンテナやデザインアンテナを設置することができます。
メリット
- 外からアンテナや配線等が見えない
- 雨・風による倒壊リスクが全くない
- アンテナや配線の寿命がのびる
- 屋根の上を配線がつたわないので、見た目・耐久性◎
- 屋根の形状や電波塔の方角との兼ね合いでデザインアンテナの外壁設置が難しい場合に屋根裏設置が可能な場合がある
「地デジアンテナが目立たない」どころか、全く外観を変えることなくアンテナ工事をすることができ、こちらもデザインアンテナ外壁設置と同じように、一戸建てにお住まいの方に人気の工事です。
デメリット
屋根裏設置は、一定の専門知識が必要なため実施ていない会社や実施に際して制限の多い会社があります。
(具体的には、同軸ケーブルや分配器・分岐器を使用した配線に関する知識、いんぺい配線と呼ばれる家の中の壁に配線を通す工事方法、階数に応じた配線の知識等多岐にわたります。)